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2005年10月

2005年10月24日 (月)

TOTO


最強・憧れバンド。

10年前くらいに私がバンド編成での演奏を始めた頃。
その頃は、バンドというと…ハードロック・スラメタ系…がみんな好きだったのね。
バンドやってる子は大抵、ボンジョヴィとかエアロスミス、ヴァンへイレンあたりで…。
キーボードの演奏が目立たないバンドは私にとってあまり魅力的ではなく、(あ、ヴァンヘイレンのジャンプは別…、お約束です、イントロの真似しました・笑)それらは私はほとんど無関心で。
みんなと私は趣向があまり噛み合わない。

そんな中でも、TOTOが好きだというとすぐ話が盛り上がり、仲良くなれた…TOTOはそんな飛び道具的存在でもありました。

TOTOは憧れた…。いや、今でも憧れのバンドだけど。

編成的にも、キーボードが二名のバンドなんて!それだけでもう、私なんて穏やかではいられない!!

ジャンルで言うと…ロック?確かにハードロック系の子もよく聴いていたみたいだし。
でもジャズ・フュージョン系もR&Bもいけるし、そもそもはAOR系でもあるわけで。
ボズスキャッグスの超・名盤「シルクディグリーズ」はTOTOのメンバーがまるごと参加してプロデュースまでしてるし。(プロデューサーはキーボードのデヴィッド・ペイチ)
そしてプログレ気質もあり。でもわりとハードロック然としているのは、ルカサーのハードなギターテクの印象が強いせいかしら?

私からみたら、職人の集まり、かな。
完璧なスタジオミュージシャン、職人軍団。あちこちの大物アーティストの作品でミュージシャンクレジットに名前を見かけるツワモノ揃い…。
どんなジャンルにも対応できて、あの隙のない、高度なテクニック…こんなメンバーのバンド、あり得ない…、ってくらいの最強バンド。

特筆すべきはやっぱり…ポーカロ??

ドラムのジェフ・ポーカロ。ポーカロって…とにかくすごい。私の中では最強ドラマー。
タイトでクールで時々ワイルド、きちっと正確なんだけど、理路整然としすぎないグルーヴ、そしてキレの良さも抜群。私が憧れるドラムの要素を全て持っている…。
スネアが軽すぎないあたりがまた、ちょっとロック気質でそこがすごくポーカロらしくて。

そしてなんといっても、とてつもないテクニック。

Rosanna」(Toto IVなんてすごい。
疾走感にあふれて、特に超テクをさらすような曲じゃあないかもしれないけど、ポーカロの腕だからこそ、の一曲なんだと思う…。
シャッフルってそうじゃなくても難しいのに…あのポーカロ特のハネ感!リズムに誠実に回るグルーヴがとても心地よく、合間にしっかり小技も利いていて…。聴こえてくるほど手数は多いし。この躍動感て、なかなか無い…。
この曲こそ、ポーカロあってのTOTOなんだー。。と密かに実感。

昔のバンドで、Rosannaをコピーしよう!と盛り上がるも、まともなグルーヴは一小節も作れずに終わった(苦笑)。
やっぱりドラムが大コケで…そこでコケたら私(ピアノ)だってシャッフルだもん、どこで着地していいかわからなくなるし(言い訳・笑)まあ無理も無いか…。
名曲にして実は難曲。やっぱりポーカロってすごい。

また、シンセを多用した、きらびやかな音づかいの構成も私にとっては魅力のひとつ。ここにまず私は食い付きました。
パッドやリードやストリングスが効果的に鳴っていて、そしてシンセブラスも印象的。
YAMAHAのシンセのプリセットにその名も「TOTOホルン」なんて音色があって。鳴らしてみたら、あ、本当だ、TOTOの音だっ!アフリカだっ!なんて喜んだこともあった…。
そのくらい、TOTOのサウンドはキーボーディストやその周辺事情にも、多大な影響を与えているのです。

アコピがキレイなのもまた魅力。
しかもわりとクラシカルなフレーズが多くて、クラシックあがりの私はこういう時にバンドで重宝されたっけ。

Child's Anthem(toto)なんて、ベートーベンのソナタ「月光」みたいだし、99 Hydraだってクラシックのペダリングができないと結構キツイ。

キーボードが二人いるだけあって、さすがサウンド的にもかなり肉厚、ゴージャスさ。もちろん、デヴィッド・ペイチ(key)もまたかなりのテクニック…。

ルカサー(G)もスゴ腕で、あれだけのプレイをするのに、それに負けないくらいキーボードも主役になれているバンドって、そう無い…。
どこをとっても隙のない、最強職人バンド。私にとっては究極の憧れバンドです。あんなプレイをしたいな…。

私が一番好きな曲は、「Stop Loving You」(The Seventh One)。

TOTOにしては意外とシンプル?な作りになってるこの曲。
ポップでアメリカンなロックテイスト。キャッチーなサビに乗る歌詞がまた訴求力があって…。
何が好き、って、絶対、この曲って演奏するのにすっごく楽しい曲だと思う。演奏してるメンバーもきっと楽しみながらやってるような、そんな姿が想像できる…思わず一緒に演奏したくなるような…。

私がプロデューサーだったら。この曲は17、8歳くらいの男の子に学園祭とかそういうシチュエーションで歌わせたいなあと…どこか無邪気でやんちゃなポップさが似合う年齢層の子が歌うとさらに映えるような、そんな気がする。
洋楽にしては珍しく、歌詞もすごく耳につくし…。 I can't stop loving you、なんて、ちょっとドキドキ。しかもサビのメロにとても良くのるフレーズ。
大サビの、一瞬の静けさのあとに炸裂するポーカロのフィルもドラマチックで…。

昔、ちょっとしつこく私に言い寄る?男の子がいて…あんまり好きじゃないなあ、と思っていたのでちょっと邪険にしたりしていたんだけど(いい身分だ・笑)…。
好きな音楽について話すうちに、彼もTOTOが好きで、ポーカロ好きで、しかもこの曲が好き、と言うので、あれれれ…。
歌詞もいいし、なんて言われた頃にはちょっと私は揺れだして…。

そしてダメ押し。

「だってさあ、『Time passes quickly and chances are few』なんだぜ?」!!
……負けた。。ということで付き合うことになってしまった…若気の至りだ…(笑)

そんなこんなで。私にとって、TOTOは青春の大事なひとかけら、なのです。

今となってはもう、何があってもポーカロには会えないことが、とてつもなく悲しい…。

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