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2005年9月 4日 (日)

続・赤いスイートピー/松田聖子

夢が壊れた、7年後。

松田聖子、大好きです…。。

本当―にいい曲に恵まれてますね、聖子ちゃん。

アイドルの域にはおさまらないような名曲揃いで、オトナになった今改めて聴いてみると驚きの連続。作家陣ももちろん、桁外れで豪華だし、しかも歌いこなすには難曲も多く…。

「赤いスイートピー」は、多くの女性の心をつかみ、それまでのファン層を大きく変えてしまう勢いで、女性に絶大な共感と支持を得た名曲。作詞は松本隆、作曲とアレンジはユーミン夫妻。

おそらく、お互いにとって、これが初めての本当の恋?という恋の入り口に立った、大人一歩手前の二人が初々しくて、純粋さが切なくて。
誰もがきっと、見守ってあげたいなあ、とあたたかな気持ちになるような…、微笑ましい世界。
そんな世界をユーミンの叙情的なメロディが盛り上げていて。まさに王道・青春ソング。
きっとこれからの二人には幸せが待っている、誰もがそう思っていたはず…なのに。

それから7年後の、「続・赤いスイートピー」。

二人はその後、別れてしまっていたことが判明します…。

作詞は同じく松本隆、作曲・アレンジはデヴィッドフォスターという、私的には超・夢の饗宴!!
そしてこの曲が収録されているアルバム「Citron」は、当時、世界が大注目のスーパー売れっ子プロデューサー、デヴィッドフォスターのプロデュース作品!お金かかってます。
作曲・アレンジはもちろん、デュエットまでしてる曲もあったりして…。このアルバムで一番有名な曲といえば、「抱いて…」かな。

サウンド的には、当時最先端の?打ち込みサウンドが主流。
今聴くと懐かしい音がたくさん…。シンドラの音とか、モロ・デジタル・80年代ぽいのもあり。
もなんだか気になるのが、聖子のボーカル…。

なんだかいつもの彼女らしくない、のびのび楽しく歌ってる感じがまったくないような気がして…。ちょっと違和感。でもピッチは超!正確。
無理にピッチ矯正に力を入れるあまりに、曲想が死んじゃった、という典型的なパターンなのかな…。初めてのレコーディングとかでよくありがちな例なんだけど。

アレンジも凝っていて。
⑩「林檎酒の日々」は、後に彼のアルバム「シンフォニー・セッションズ」の中の一曲にも取り上げられているほど、彼のお気に入りとなったようで、オーケストラアレンジが美しい。映画のサントラみたい…。
⑨「四月は風の旅人」も70年代AOR風アレンジで、フュージョン好きの人に人気のある曲。
全体を通してサウンドもボーカルもきっちり五分五分くらいで、どっちも主張しすぎない、普通のアイドルとも一線を画したレベルの高い仕上がりになっています。

そして⑦「続・赤いスイートピー」。

「赤いスイートピー」のような牧歌的な雰囲気はあまり無く、淡々とした8ビートにクールな歌い方が、ちょっと大人になった女性の雰囲気。

彼とは別れてしまったのですね…。

彼はすでに幸せな結婚をしたそうで…。

「優しいあなたには 優しい人がいい 女らしくておとなしい人が」ってあたりがなんだか。
負け惜しみ?なんていい方は悪いけど、未練?とまではいかなくても、彼女の中での彼の存在は大きかったんだなあ、と想像つきます。

それほどの恋愛だったのでしょう。

恋愛って燃え上がれば燃え上がるほど、終わったときに後味が悪くて。それが初めての本気の恋愛だったら尚更…。

そうやって痛い目みながら大人になっていくのですねー。何度もやってたら身が持たなくなるけど(笑)失恋が女をキレイにさせる、人を成長させる、というのは納得です。

でも「赤いスイートピー」の二人は、幸せに向かっているものだと、誰もが信じて疑わなかったのに…まさかこんな結末だったとは…ちょっと夢を壊された気分。
でもこれが現実なのかもしれませんね。
恋愛に限らず、初めてのことって思いのほかうまくいかない…。

そして最後の最後が、これまた圧巻。

『もしもわがままを言わずに 生きれば 運命は違ったの?』

……人生とはこの繰り返しである、と思う…。。

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コメント

こんにちは!! Music Review and Opinions(松田聖子 音楽レビューサイト)の管理人です。なかなか深い感想で読みふけってしまいました。
お気が向きましたら私たちのサイトにトラックバックをいただけると嬉しいです。
『Citron』のトラックバックURLは http://mro.xrea.jp/catalog/tb.php/prod/70/lang/4 になります。
トラックバックすると以下のページにこの記事の概要が掲載されます。
http://mro.xrea.jp/catalog/product_info.php/products_id/70
よろしくお願いいたします。

MR&Oさま
こんにちは。このページに目をとめていただき光栄です、ありがとうございます!
聖子の曲って、今聴いても信じられないくらい、いい曲が多いですよね。
今後も聖子の曲は取り上げる可能性大(多分…)ですので、今後ともよろしくお願いします。

はい、是非、また書いたらトラックバックしてくださいね。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。

知り合った日から半年たっても手も握らない・・・
素敵な恋ですね。
一生手も握らない恋もあるでしょう。
それでも恋は恋。
ばっちこーい
終わったときは苦くてもまた食べたくなる。
そんな恋がいーですね。
そーですね。
わがままも生き様も運命も全部ひっくるめて
エブリバディ フォロー エブリバディー

手も握らない、なんて。よっぽど大事だったのか…。
そういうのも若さの特権ですよね。

確かに。終わったときはあれだけ辛いのにまた食べたくなるものです。
自分の身を削ってるのか、自分のこやしになってるのか、たまにわからなくなります…。
その繰り返し。

そういえば、赤いスイートピー。
ちょうど今頃の季節ですね。
タバコくさいシャツの誰か、私を海に連れて行ってくれないかなあー…。

「赤いスイートピー」の二人は
聖子ちゃんとHIROMI GOのことだと思います。
「もしもわがままを言わずに生きれば運命は違ったの」からもヒシヒシと伝わってきます。
他にも過去の恋の切ない気持ちを歌ったうたが
たくさんあるんですけど、全部「ふたり」に
当てはまってしまいます。私だけが感じてるんだろうか?とにかく付き合っていた当時の二人は
最高に煌いていました。

mintさん:
あー、きっとそうですね、「彼」なのでしょうね…。確かに、あ、これって「彼」のこと??って匂わせるような歌詞の曲ってありますよね、「時間旅行」とか、モロ??って思いました…。
その、二人が最高に輝いていた時期、って残念ながら私はあまり知らないんですよ…(コドモだった)。「あの日に帰れるなら すべて失くしていい」なんてフレーズからも、その輝きの時間がうかがえますよね…。

聖子さんの「赤いスイートピー」の的確な解説、すごく興味深く読ませていただきました。
私は最初聴いたときから、何となく未来が続くとは思えない切ない初恋を連想しました。この歌を歌っている時の聖子さんがいつも哀しそうだったからかもしれません。
ところで、この「赤いスイートピー」ですが、トシちゃんを歌った曲のようです。二人が最後に共演したNHKレッツゴーヤングで、聖子さんがトシちゃんの肩に手を置きながら目を見つめながら泣きながら歌うんです・・・どうも本当の恋人だったのはこの二人だったみたいです。
でも永遠の秘密みたいですけど・・・「続編」、あれって主人公の女の子はまだ結婚してないって感じがします。

nagisaさん:
「手も握らない」あたり、刹那的な恋なのかな、と思いましたが…それでも彼への強い気持ちをはっきりと持っているあたりが、切ないですね。
トシちゃんもいましたね!一緒にCMに出ていたのを覚えてます…でもそんなことがあったとは。それも切ない…。

この曲は特に象徴的ですが、やっぱり聖子ちゃんて「永遠の少女」ですね。
未だに彼のことを想い続ける、少女のままなのかなあ、なんて…。

赤いスイ−トピーの 続編。たしかに失恋 赤いスイ−トピー は彼に愛が 届かない そんな歌 アンサ−ソングなら やはりこうなる。 この結論しかない。 ただ松本 隆は フエードアウトで 終わらせたかったのかも。
私は 中森明菜 のセカンドラブ を ある意味 アンサ−ソングに アナザーストーリーとして選ぶ。

恋は2度目なら〜
これも名曲だな 中森明菜 いろいろ ありすぎだな『片翼だけの傷ついた天使。』

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